1年前。瞳を閉じた。 もう、泣きたくなかったから。 わたしを嫌っている、そんな奴等に。 負けたくなかったから。 涙なんて、同情をひくだけだから。 独りでも、大丈夫だと思ったから。 1年後。瞳を開けた。 大切な人が、傍にいたから。 もう一度、信じてみようと思ったから。 人は、人を傷つけるものだけではないと。 そしてまた―――泣きたくなった。 人を、信じられないと。 そんな私に、彼女は、言った。 『そんなやつらのために、泣く事ないよ。』 私は、甘えてしまった。 彼女に。 その後―――どんな結末になるのか。 私はまだ、知らない。哀しい事があったら。 泣いてしまえば、いい。 涙にして、流してしまえば。 嬉しい事があったら。 笑ってしまえば、いい。 ただそれを、楽しんでしまえば。 何か、思う事があったら。 表情か、言葉にして。 人は、何かに表さないとわからないから。もう―――こんな時間だよ? 眠らないの? それとも、眠れないの? ねぇ、私は、眠りたい? 自分の事がわからなくなってきたの。 私は、眠りたくないの? 眠れないの? どっち、なの・・・?